今日ももうこんな時間。
前の会社の友達がとまりに来ていて、一緒にオリンピックをみた。
もうだいぶ前からやっていて毎日ニュースはみているのだが、
実際にライブでみるのは今日がはじめて。
早速、レスリングで女子がメダル続出。
おとといの女子マラソン、野口みずき選手の金メダルといい、
世の中には頑張っている人がたくさんいるんだなーと本当に感心してしまう。
特にマラソンの金メダルにはすごく思わされるところがある。
自分が中学時代、陸上・駅伝をやっていたからかもしれないが、
マラソンなんて競技は体力・精神力を極限まで絞って戦うわけで、
その中で世界中の強豪相手に頂点に立つことは自分には想像もつかない次元なのである。
それゆえに他の競技とはまた違った感動があるのである。
高橋尚子選手の時もそうだった。
シドニーオリンピックの翌年、ちょうどテレビで高橋選手の特集をやっていた。
あの頃、自分は人生の中でも精神的にどん底にあった。
いつものごとくやりきれない気持ちでベットで横になりながら、
高橋選手の走る姿、ゴールのシーンを見た時、時が止まった感じがした。
自然に熱い涙がこぼれ、どれだけ心が救われたことか。
次の朝、頑張ろうとどれだけ立ち直れたことか。
そういったときの感動は今も忘れないのである。
ほんの一握りかもしれないのだが、
人に感動を与えられるスポーツ選手にはすばらしいと思う。
自分も今までに数多くのスポーツ選手に勇気付けれて生きてきた。
恐らく世の中の多くの人もそうだと思う。
自分もスポーツではもう無理だけど、他のことでなにか人に
感動を与えられるようになりたいと思うのである。
2004/08/24