今週、いろはのロゴができた。
色は匂へど 散りぬるを
(花は咲いても散ってしまう。 )
我が世誰ぞ 常ならむ
(そんな世の中にずっと同じ姿で存在し続けるものなんてありえない。)
有為の奥山 今日越えて
(「人生」という険しい山道を今日もまた1つ越えて)
浅き夢見じ 酔ひもせず
(はかない夢は見たくないものだ、酔いもせずに。)
「いろは」という言葉には日本人の持つ詩的なこころが表れているように思える。
新しい事業体に「いろは」という言葉を名付けたのも、
「あいうえお」で始まる合理的な仮名の並べ方ではなく、
「いろは」という歌で全ての仮名の並びを表現した
日本人の持つ詩的なこころを大切にしたいという思いからだった。
ロゴは、去年、紅葉巡りの旅に出かけたときに魅せられた、かえでの葉、
あの緑から赤へ美しく彩られる葉(つまり「彩葉=いろは」)を表している。
少しずつだが、かたちになっていく、この過程がとても心地よい。
2007/03/21