ここ数日、司馬遼太郎の「坂の上の雲」という本を読み始めているのだが、
昔の日本人というのはなんて素晴らしいだろうって思わされてしまう。
自分は詩的な生き方にすごくあこがれるのである。
人はこの世に生を受けたからには、
その生に何らかの意味も求めるべきだと思う。
ただ生きるのではなく、何か意味があって生きているのだと。
昔の日本人がとても輝いてみえるのは
その美意識や死生観によるところが大きいと思う。
何をもって美しいと思うか。 決して私利私欲の為ではなく、
そうゆう美意識の為に生きる日本人がかつてたくさんいたように思う。
人生においていろいろな戦略を立てたり、結果を残したり、
これはこれで大切な事であり、放棄するつもりはない。
でも自分が最も大切にしていることはいかに生き、そしていかに死ぬか。
プロフィールにもある書いている通り、自分の人生を一遍の詩に
たとえられるような、そんな生き方をしてみたいものである。
2004/11/14