夕方からちょっと眠ったせいかあたまがスッキリした。
さっき、道なき道と書いたが、もしかしたら道はできているのかもしれない。
それが見えないだけで。 いやいやそうゆう考えは好きじゃないからしたくないが。
最近毎日のように純粋にだとかシンプルに生きたいと思う。
自分の中では常にこのシンプルに生きたいという意思と、
状況をどんどん複雑にしていく現実とが対峙しているのである。
遠い異国の土地で、何のしがらみにとらわれず転々として
生きられたらどんなにか感動できるだろう。
都会の雑踏と無縁の静かな場所で、壮大な歴史のドラマや目の前に
広がる宇宙の事を考えて生きられたらどんなにか気持ちがいいだろう。
本当に好きな人と、お互いに思いあい信頼しあい
一緒に生きられたらどんなにか幸せだろう。
何かをつくりたいという気持ちと同時にそれを
壊してしまいたいという気持ちがでてくる。
創造的破壊という言葉があるが、よくわかる気がする。
既につくられてしまったものは、それをつくりかえていくよりも
一度完全に破壊して新しく作り直す方が気持ちがいいし、早いのだ。
自分の場合は現実の世界でもそうゆう事を考えてしまうからたちが悪い。
人間関係や自分の人生でさえあれこれ考えて今の生活を改善するよりも、
一度全てリセットして作り直そうと思ってしまうのだ。
そんな事できるわけないのに・・・
いけないいけない、これは現実逃避以外の何者でもない。
でもきっと人は常にこうゆう現実とは別の世界を同時に生きているのだろう。