心中立志

最近また急に寒くなった。 昨日なんて朝起きたら雪が降っていた・・・

昨日は教会の朝当番と料理当番で朝から晩まで教会だった。

しかも今回はお手伝いの人が2人しかいなくてちょっと不安だったのだが、時間のかからないメニューに切り替えたせいか予定の30分前にできてしまった。 味もまあまあでよかった。

なんだかあっという間に時間が過ぎてしまう。

目の前に時計がおいてあるだが、見るたびに時計の針が瞬間移動しているようにあっという間に時が過ぎ去る。

寝る前にいつも今日という日は一旦何の役に立ったのだろうと思ってしまう。

「どんな人でも唯一平等に与えられているのは時間なんだから、それを無駄にしてはいけない」

ある社員にそういわれた。 ああ、なるほどなと思った。

自分が成人した(二十歳になった)日を思い出した。

あの日、自宅にこもってこれから生きる道を必至に考えていた。

あの頃は今以上に孤独だったが、希望に満ち溢れ、何もかもが輝いて見えた。

全ては努力、行動すれば変えられるんだと。

そして行動指針を文章に表した。 それが「心中立志」というものである。

 

しかし今、ふと思うのである。 本当にこの通りに生きているのだろうかと。

日々の仕事を消化する事が精一杯で、色恋沙汰、寂しさに振り回され・・・

拳を握り締め思わずテーブルを叩いてしまう、このままではいけないと。

今一度、あの頃胸にした志を思い出したい。

 

「心中立志」

一.常に学び、考え、求め、自分自身に教育する事。(自己教育)

一.常識という価値観に流されず、何が正しいのか見極める事。(真理)

一.お金とは金額ではなく使い道である事を忘れない事。(金銭観)

一.神に対する信仰心を大切にし、決して奢らない事。(信仰心)

一.常にこれからどうするか、いま何をなすべきか考え、

自分自身で答えを見つける事。(進路)

一.教養を深め、説明能力を高め、自分の価値観を守り抜く事。(自己防衛)

一.一時の情や、欲に流されず、真の目的を忘れない事。(自己統制)

一九九八年 九月 一二日  三浦 幸太郎

2005/02/20

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