昨日、経営者交流会なるものに初めて行って来た。
各業界のいろいろな経営者たちが参加して、
日々の大切な糧になる話ばかりでとても有意義な時間だった。
またこの日は忘れられない日となった。
今まで出合った事のないような人たちがいたのである。
満ち溢れるエネルギー、ひしひしと伝わってくる自信、そこから生まれるきらめく言葉。
人というのはこんなにも輝きを放ち、人の心に共鳴させることができるのか、
そう思わされた。
器。 常に意識させられる事である。
大事に用いられる器、小事に用いられる器。
平時に用いられる器、有事に用いられる器。 善を成す器、悪を成す器。
芸術家なる器もあれば、学者になる器、政をつかさどる器、皆の神輿となる器、
一作業者として職務を全うする器、影で社会を支えるような器もある。
いろいろな器があり、それぞれ世にとって無くてはならない大切な器である。
存在価値に大差はないと思う。
小さい頃から自分も狭い田舎の片隅で平穏に過ごすよりも、
日本を変えられるような何か大きな事をやりたい、そう思って生きてきた。
でも歴史上の先人達や昨日あった素晴らしい人をみてしまうと、
ああ自分はなんて甘えの多い小さな人間なんだろうと痛いほど思わされるのである。
と同時にこのままではいけない。 負けたくは無いという気持ちがこみ上げてくる。
今まで出来なかった事でも、今日から頑張ればいい。
死ぬ気でやって出来ない事なんてそうそうない。
人の可能性というのは自ら狭めているだけで、本来無限にあるはずである。
2005/01/10