価値観

今日もあっという間に日が暮れてしまった。
税理士さん、税務署、社会保険事務所、不動産関係、サービス関係、設備関係、まだまだ山ほど手続きが残っている。
お客さんのフォローほうは何とかうまくいきそうである。
お金のほうも、まあ、無傷というわけにはいかないけれど、もともと借り入れもなかったし、関係各所と交渉して、かなり落ち着いた感じになってきた。
昔から山あり、谷ありの人生だったけど、見に染み付いている価値観がある。
それは目に見えるものではなく、目に見えないものを財産としようということである。
お金や、土地、家、車、自分にとってはそれほど魅力的には思えないのである。
目で見えるものは、いつかは奪われるものでもあると思うからである。
それよりも経験や、知識、信仰、感性、表現技術、世界観、人とのつながりのような、目に見えないものの方がよっぽど魅力的に見えるのである。
今回の件でも目に見えるものはほとんど何もなくなってしまうけど、結構なんとも感じなかったりするのである。
(まあ、もともと失うものなんてないんだけど・・)
「地に宝を積むのではなく、天に宝を積みなさい」
よく母親に言われていた言葉。
意味を履き違えているといわれそうだけど、なんとなく、よくわかるのである。

2006/08/22

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