人を入れるという事

今年の夏頃から自分にとっての会社のあり方が一変してしまった。
というのも7月8月と新しい人が入ったからだ。
会社を設立して2年半、ずっと個人でやっていたようなものだったのだが、人が入ることによって、いろいろとプレッシャーや不安を感じるようになってきた。

ただ生きるのではなく、大事を成すには人が必要なのは頭ではわかっているのだが、ある種せっかくつくった会社を勝手にかき回されたくないという拒絶反応みたいなものもあるのも事実である。

昔から人並みの生き方をする気はさらさらなく、教育を、国を変えたいと思っていた自分にとっては、人が集まってくることは歓迎すべき事、というより大チャンスのはずなのだが・・・
昔から自分自身ではコントロールできないもの(人)は避けてきた。自分の力や努力でつくれるものや、得られるものにしか興味がわかなかったのだ。

夢や信念に関しては決して負けるつもりはないが、人やお金をうまくコントロールできるかというというと不安だらけなのである。
そうゆう意味では社長には向いていないのかもしれない。 社長なんて本当に損な職業だと最近よく思う。 社員からもお客さんからもプレッシャーを与えつづけられ、失敗したら恐らく見向きもされなくなるのである。

かなり弱気になってしまった・・・

ただきっとこのぐらいのことを乗り越えられなければ、大事を成すことなんて一生できないような気がする。

たとえ失敗しても、後で胸張っていえるぐらい頑張った結果であれば、大きな財産になるはずなのである。

今は多少無理をしてでも、ほんの少しある勇気を振り絞って頑張っていきたい。

2004/8/26

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