レオナルド・ダ・ヴィンチ展

最近、もう5月なのに涼しくてとてもすごしやすい。
今日、東京国立博物館で公開されているレオナルド・ダ・ヴィンチ展を見るために上野に行ってきた。
レオナルド・ダ・ヴィンチ。 13世紀イタリア・フィレンツェで生まれ、絵画や様々な技術を習得、建築家であり、技術者であり、画家であり、医学者であり、物理学者であり、軍事学者であり、まさに万能の天才ともいわれている人物である。
この展示会の最大の目玉は受胎告知。
一昨年、フィレンツェを訪れながら見ることができなかった作品。 一度この目で見てみたかった。
空気遠近法でとても有名な絵で、間近で見ると驚くほど立体感が感じられた。
これが20代前半に描かれた、いわばデビュー作というから驚きである。
しかし驚きはとどまるなく続いた。
彼の絵は全て科学的な理論をもとに描かれており、それを裏付けるかのようにたくさんのデッサンや、模型が展示されていた。
彼によれば絵とは研究の結果を発表するための媒体の一つであったようである。
あくなき好奇心と探究心。
とても刺激を受け、帰ってきた。

2007/05/20

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